がんに対する取り組み

がんに対する取り組み

まずはご自身の遺伝子の特性を知り、
何が効果的な方法なのかを知ることから始めませんか?

がんの始まりは細胞のコピーミスです。がんには親玉の細胞である腫瘍幹細胞と子どもの腫瘍細胞があります。
子どもの腫瘍細胞は抗がん剤や放射線治療で死滅しますが、親玉の腫瘍幹細胞は死なずに再発・転移の原因になります。
それを調べるのにCTC(Circulating Tumor Cells)検査があります。
そして循環腫瘍幹細胞の増殖を抑える遺伝子治療薬を作成します。(SOTとは

治療方法・抗がん剤が効果的なものを選ぶ 治療後の転移・再発を予防 治療による経過を細胞数値で判断

がん細胞に対するアプローチ方法

血液を流れる“がん細胞”が悪さしないよう、
がんに対して、最も効果がある方法を
細胞レベルで見つけ出す方法です

がん細胞に対するアプローチ方法

CTC検査のコース

以下の検査については、がんの種類やお身体の状態、ご要望などを総合的な視点で考慮した上で治療法やスケジュールをご提案させていただきます。初回検査は①のみを実施し2回目以降は検査結果を確認の上、②または③を実施するか決定いたします。

  1. ①オンコノミクスプラス(初回検査)
    特徴がん治療後の再発・転移など予後への包括的な管理、再発抑性の情報提供をいたします
    どのような抗がん剤、天然成分があなたに最も効果があるかを遺伝子レベルで診断する検査です。
    • ・がん細胞を培養し試験管内で抗がん剤を6日間投与。
    • ・腫瘍細胞への効果の程度を検査し、最も効果がある抗がん剤を投与することができます。
    • ・同時にどの天然成分が最も効果があるかを検査することができます。
    費用
    596,000円(税込)
  2. ②オンコトレース検査
    特徴循環腫瘍細胞、循環腫瘍幹細胞の有無と数(血液中の濃度)を調べます
    費用
    297,000円(税込)
  3. ③アンチセンスSOT
    特徴手術不能と言われた症例も遺伝子レベルでアプローチする方法です
    がん患者さんから血液を採取し、ヨーロッパのがん専門機関へ送ります。
    がん細胞の遺伝情報を分析し、その患者さん独自のオリゴヌクレオチドを作成し点滴することで、
    がん細胞の死滅化を図ります。
    費用
    450,000円(税込)
  • ・この治療は自費治療です。
  • ・上記には診察料が含まれています。
  • ・各種お支払い方法について:クレジットカードでの対応も可能です。

治療の流れ

初回はオンコノミクスプラスのみを実施し、その後の病状を確認の上でオンコトレースや、アンチセンスSOTなどの提案をいたします。

  1. STEP1受診
    過去の検査結果や画像診断結果などがあれば、当日ご持参ください
  2. STEP2血液検査を実施
    別日にて、当院にて血液検査を実施します
  3. STEP3検査結果説明
    場合によっては抗がん作用を持つ天然成分の提案、あるいはSOTの提案をいたします
  4. STEP4治療の開始
    治療方針に基づき、各種検査・点滴治療を実施します

アンチセンス治療とは

SOT (Supportive Oligonucleotide Therapy 、支援的オリゴヌクレオチド療法)
と呼ばれる
アンチセンス治療法を
がん治療に導入します

がん細胞が活動し増殖するには、自身の遺伝子の命令でがん細胞の成分であるタンパク質を作る必要があります。そして、がん細胞にだけに存在する悪い遺伝子が存在し、それを調べる方法をマイクロアレイ分析といいます。この分析により、がんに関わる遺伝子の中から、タンパク質を作る途中で止めることができる物質を見つけることが可能になりました。

がん細胞の約120の遺伝子の内10~20個ほどを対象に、これらの遺伝子からタンパク質を合成する途中の過程でタンパク質の合成を阻害できるオリゴヌクレオチド(五単糖核酸)という特別な配列を合成します。このオリゴヌクレオチドの配列はがん細胞の遺伝子にピッタリ合うように作られているため、それを点滴注射で体内に入れることによって、がん細胞を構成するタンパク質を作れなくするため、がん細胞は死滅してしまいます(鎮静化=サイレンシング)。つまり、がん細胞がこれ以上悪さをしないように細胞レベルで食い止めるのです。オリゴヌクレオチドの配列は、がん細胞の遺伝子に合わせて作られるため、体内の他の正常な細胞には影響がありません。

特徴・治療回数について

  • 血液検査をするだけで検査が可能です。
  • この治療法は1年間に最大3回まで、あるいは50%SOT製剤の年6回使用に限定されています。
    その理由は体内で大量に蓄積された場合の影響が未確認のためです。

リスクと副作用

  • まれに投与時に2~3時間継続する軽度の頭痛を起こすことがあります
    これは頭痛薬(カロナールなど)を前投薬することで予防できます。また、オリゴヌクレオチドの配列は、体内で分解されませんが11ヵ月ほどで半分になる割合で体内から尿中に排出されるので、いつまでも体内に残ることはありません。
  • がん細胞だけに効いて体内に取り返しのつかない影響を残すこともありません
    ただし選ばれたオリゴヌクレオチド配列が適切でなかった場合に腫瘍の悪化に歯止めがかからないことがあります(平衡相)。また、オリゴヌクレオチド配列が急速に効きすぎて、短時間に癌が大量に死滅してしまう腫瘍崩壊症候群(TLS=tumor lysis syndrome)を引き起こすことがあります。この様な状態では、体のイオンバランス等が崩れ、体に負担がかかることがありますが、この際には治療の必要性があります。オリゴヌクレオチドの最大のメリットは24時間中24時間、体内で消滅するまで長くに渡って常にがんが人に害を与える遺伝子の発現を抑制して死滅に導く事です。
本治療に関するその他の情報について
(未承認医薬品等であることの明示)
本治療で使用する未承認医薬品等は、現段階では、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。 日本では、この未承認医薬品等については、医師の責任において使用することが可能となっています。
(入手回路の明示)
現在、国内の販売代理店経由で入手しております。
(国内の承認医薬品等の有無の明示)
現在、本治療に用いるものと同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
(諸外国における安全性等に係る情報の明示)
現在、諸外国における安全性等に係る情報はありません。