特集 – 認知症予防と治療
当院の認知症に
対するサポート体制
認知症=治らない病気として諦めるのではなく、医療や総合的な分野であなたのライフスタイルや経済面なども総合的に考えながら、無理のない方法で、続けられる方法をご提案しております。
- STEP1認知症のことを知る・理解する
- STEP2あなたの現状を把握する
- STEP3あなたに合う方法を見つける(よろず相談)
来院時のお願い
- ・服用している薬の種類と量、過去に副作用が出た薬をお聞きします。
- ・付き添いは、なるべく患者さんのことを知っている方と一緒に来院してください。
- 健康保険証(またはマイナンバーカード)
- お薬手帳または内服中のお薬
- CT検査結果(ある方のみ)
- 紹介状(ある方のみ)
認知症は「患者さんと向き合うこと」が最も大切です
認知症の原因をできるだけ正確に把握し、適切なアプローチをすることで症状の進行を遅らせ、ご自宅で過ごす期間を長くすることができます。
認知症の症状は、目では見えていても何かわからない「失認」、手足は動くのにどうすれば良いかわからない「失行」、ものごとの手順がわからない「実行機能障害」などの中核症状や嗜好の変化や「物を盗られた」という妄想、物事への関心が薄くなる自発性低下など、認知症は1つの症状では無いことが多いです。
また、高齢者であれば持病などが重複していたり、診断基準がマニュアル通りにならないことのほうが多くあります。目の前の患者さんと向き合うことで新たにわかることが多くあるため、幅広い視点が必要になります。
現在の医療では、失われた脳の組織や機能や中核症状を回復させることは困難であるため、認知症は治らないといわれていますが、症状が改善している方も実際にみえます。
薬を増やすのではなく、
減らす方法も考えませんか?
(非薬物療法)
認知症だけど
身体は元気
認知症ではないが
身体が思うようにならない
頭も・身体も・心も
健康な状態を保っている
認知症に対しての誤解と
当院の考え方
-
誤解1認知症は治らない適応と認められた薬物は日本にはまだ数少ないというのは本当です。
しかし、最適な処方によって症状が改善したり患者さんの記憶が改善する例はあります。適切なサプリメントの処方や非薬物療法の実施によって、改善する可能性があります。
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誤解2薬を増やせば、
症状はよくなる薬の副作用があるため適切な量・服用方法の見極めが重要です。
薬を増やすのではなく、減らすという考え方も重要となります。例えば、アリセプトという薬がレビー小体型認知症には効果的ですが、用量の設定が医師の経験に依存するため、医師によっては患者さんに対して合っていないと気が付かず処方することもあります。
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誤解3認知症の診断・処方は医師であれば誰でもできる適切な治療や処方ができることではありません。
認知症治療については、未だ厚生労働省が治ると明言しないように、まだまだ未知の分野です。
当院はコウノメソッド※ 実践医として認知症治療について向き合っております。※コウノメソッドとは、 名古屋フォレストクリニックの河野先生が約30年間の臨床現場で構築した認知症の診断・治療方法です。
認知症専用サプリメントの
処方について
当院では医学的根拠があり、コウノメソッド実践医間で実績のあるサプリメントを院内処方で取り扱っております。
※サプリメントは保険適用外となります。